- チラシを最安値で作る方法が知りたい
- チラシを作る予算の目処が知りたい
そんなことでお悩みの方に向けて、数多くのチラシの制作ディレクションをしてきたカイリキ・コバヤシが損をしないためのポイントを解説します。
チラシを最安値で作る方法は次の通りです。印刷にかかる印刷費とデザインにかかる制作費に分けて考えます。
- ネット印刷のビスタプリントで印刷費を最安値に
- デザインはテンプレートを活用して自分でやる
ネット印刷トはサービスごとに特徴があり、顧客対応がスムーズな会社やデザイン力に強い会社もあります。単純に価格だけで選ぶと後悔することもあります。制作費は自分で作れば無料ですが、ダサいデザインになったり、手間と時間が無駄にかかってしまいます。
安くチラシを作りたい場合のおススメ方法は、
- 印刷費は相場を知っておくこと。
- 制作費は構成案まで自分で作成して、デザインはプロに任せることです。
目次
ネットプリントとプリンターの一番の違いは印刷クオリティにあります。写真やイラストを使っているチラシを印刷する場合は迷わずネットプリントで印刷します。印刷クオリティを気にしない場合のみ、プリンターが選択肢に入ります。
ネットプリントとプリンターどっちが安い?
ネットプリントとプリンター、A4チラシ片面印刷の場合のコストを比べてみます。印刷の品質だけでなく印刷時間やプリンター購入費などの初期コストを考えるとネットプリントが断然お勧めです。特に会社のレーザープリンターで印刷するのは自殺行為ですね。
ネット印刷の納期は4営業日後
用紙:A4普通紙、紙質は70Kg、用紙購入の場合は1枚1.1円
通常インクジェットプリンター印刷費:カラー10.9円(税込)/枚
※参考:https://cweb.canon.jp/pixus/lineup/allinone/ts8430/spec.html#cost
レーザープリンター印刷費:カラー19.2円(税込)/枚
※参考:https://www.brother.co.jp/product/printer/laserprinter/hll3230cdw/index.aspx
ただし、インクコストが安いビジネスインクジェットプリンタなら価格にメリットもあります。写真を使わない簡易的なチラシを印刷するなら、プリンターで印刷しても問題ありません。
インクジェットプリンタ Canon G5030
インクコストがカラー1.0円(税込)/枚、モノクロ0.5円(税込)/枚という高いパフォーマンスを発揮。
カラーレーザー brother ジャスティオ
カラーレーザーとしては高いパフォーマンスのモノクロ約3.4円(税込)/枚、カラー約19.2円(税込)/枚。
プリントパック・ラクスル・ビスタプリントはどこ最安?
チラシを印刷するなら、最安値はビスタプリントですが、価格はどこもほぼ同じです。ただし、納期は通常4営業日(祝日除く平日)でのお届けになるので、急ぎならプリントパックかラクスルになります。※紙質や印刷方法などによって価格は変動します。
値段で選ぶならビスタプリント納期を4営業日後に設定
用紙:A4 コート紙 90KG
片面カラー印刷
制作費は全て人件費なので予算はピンキリです。自分で作れば無料、巨匠に制作を依頼すれば100万以上になります。
通常のチラシ制作工程は、ターゲットを決めて、掲載内容を書き出しことから始まり、原稿を作成して用紙のサイズに収まるように配置を決めます。その後にイラストレーターなどの専門ソフトを使いデザイン・レイアウトを行います。
原稿と構成までなら専用ソフトがなくとも作れますので、デザインの工程だけプロのデザイナーにランサーズなどのクラウドソーシングで依頼するのもありです。構成案に沿ったオリジナルデザインのチラシが作れます。
チラシの制作費の目安
制作費は自分がどこまで担当するかで費用は変わりますので、参考までに相場感を。
- 自分で作る→0円。
- 企画・構成を自分で行い、デザインをフリーランス依頼→5万円〜
- 企画から相談しながら進めたい→15万円〜
チラシ制作にあたって、フリーランスデザイナーへ依頼するときのポイントや、チラシを自分でデザインするときのポイントは以下に解説していますのでご参考ください。
知らないと失敗する。フリーランスデザイナーに仕事を依頼するときのポイント 【自分で作る】素人がカッコいいチラシを作る方法。