- チラシデザインはやったことないけど、カッコよくチラシのデザインをしたい
- デザイナーに依頼するお金がないので、自分でチラシを作りたい
そんなことでお悩みの方に向けて、数多くのチラシのデザインディレクションをしてきたカイリキ・コバヤシが素人でもカンタンにチラシをデザインするのポイントを解説します。
結論として素人におすすめするのは、イラストレーターなどのグラフィックソフトがなければ「無料テンプレートを使う」。グラフィックソフトがあるなら「カッコいいいデザインをマネる」のが効率的です。
目次
通常のチラシ制作工程は、画、構成、デザインといった流れ。ターゲットを決めて、掲載内容を書き出しことから始まり、原稿を作成して用紙のサイズに収まるように配置を決めます。その後にイラストレーターなどの専門ソフトを使いデザイン・レイアウトを行います。
企画:チラシ制作の目的や掲載内容を決める
チラシのターゲットを明確にしてください。誰に何を伝えたいのかをはっきりとさせないと、なんのためのチラシなのか不明確になってしまいます。
まずはレイアウトなどは気にせずに、伝えたい情報を書き出します。いきなりデザインに取り掛かったり、デザインのレイアウトから考えると後になって必要な内容が抜けていたといったことになってしまいます。
構成:掲載内容をレイアウトする
キャッチコピーは2つの視点で作ることが大切です。チラシは受け取ってもらうこと、捨てられないことがまず大切になります。
- ターゲットに一番伝えたいこと
- チラシを手にした瞬間に興味を持ってもらう
キャッチコピーの作り方はコチラの記事にまとめていますのでご参考ください。
参考にしたいキャッチコピー実例&テク18コ掲載要素をどのように配置するか、大まかにレイアウトした構成案を作ります。チラシだけでなくカタログやWEBサイトも構成案さえできてしまえば完成はもうすぐです。
構成案で大まかなレイアウトができたら、該当するスペースに適した文字量の原稿を作成します。
デザイン
通常のチラシ制作工程は、ターゲットを決めて、掲載内容を書き出しことから始まり、原稿を作成して用紙のサイズに収まるように配置を決めます。その後にイラストレーターなどの専門ソフトを使いデザイン・レイアウトを行います
キャッチコピーが目立つようなメインビジュアルを作ることから始めます。それに合わせて配色や細かなデザイン・レイアウトを調整していきます。
とはいえ、ここはプロのデザイナーのセンスが必要になる工程です。原稿と構成まで完成しているなら、デザインだけフリーランスのデザイナーに依頼してしまった方が楽です。2〜3万円で構成案に沿ったオリジナルデザインのチラシが作れます。
フリーランスへデザインを依頼するなら【ランサーズ】日本最大級のお仕事発注サイト!カッコいいチラシのデザインをゼロから作れる人なら別ですが、カッコいいチラシを素人が作るなら、既存のデザインを活用するのが一番。レイアウトを参考にさせてもらうのです。
デザインをパクることはオリンピックのロゴなら問題になりますが、チラシのデザインごときでは問題になりませんし、既存のデザインを参考にしない人は、デザイナーでもほぼいません。
通常のチラシ制作工程のように、企画→構成・原稿作成→デザインではなく、気に入ったデザインのサンプルを探して、それに沿って置き換える掲載要素を整理していくことです。
チラシの構成を作るのは初心者の人は悩んでしまうこともあるので、気に入ったデザインを参考にすると一気に作業効率があがります。
イラストレーターなどのグラフィックソフトが使えるなら、「カッコいいいデザインをマネればいい」ですし、グラフィックソフトがなければ、ネット印刷サービスが提供している「無料テンプレートを使う」のがカンタンです。
チラシのデザインサンプルを探すなら、以下に紹介するサービスがお勧め。Pinterest・Googleの画像検索結果はデザインサンプルを探すのには便利ですが、チラシを作るには、これらのサイトを参考にしながら印刷用のデータを作るスキルが必要になります。
簡単にチラシを作りたいならP I X T A。イラストレーターなどの編集ソフトが使えない人は「ラクスル」がお勧め。編集ソフトなしでもネットでチラシが作れるサービスを展開しています。
Pinterest は、ビジュアルディスカバリーエンジン。デザインなどのアイデアを画像で探索するツールです。インスピレーションの発見をサポートしてくれるサービスです。https://www.pinterest.jp/
あのGoogleです。「チラシ デザイン」など気になるキーワードを入力して気になる画像を探してみましょう。https://www.google.co.jp/
ラクスル
イラストレーターなどの編集ソフトが使えない人は断然「ラクスル」がお勧め。編集ソフトなしでもネットでチラシが作れるサービスを展開しています。https://raksul.com/
PIXTA
イラストレーターのデザインフォーマットを探すならフォトストックサービスを利用します。各種サービスがありますが、日本人向けの素材ならPIXTA、外国のデザインを探すならAdobe Stockなどがお勧めです。