キャンペーン賞品は何にしよう？賞品の探し方と迷ったらコレにしとけばOKなアイテム

そんなことでお悩みのプロモーション担当の方や、広告会社でプロモーション企画に悩んでいる方に向けて、多くのキャンペーン制作の仕事をしてきたカイリキ・コバヤシ（@Kairiki_K）がプレゼントキャンペーンの賞品は何にすればいいのか？を解説します。

危険なのはオリジナルアイテムを作ること！超面倒なので止めた方がいいです。オリジナルのノベルティを作ってきましたが、安く作るには中国などで生産することになり、品質管理が困難です。オリジナルノベルティなら、せめて名入れ程度に留めておきましょう。

どうしてもオリジナルがいい！という場合は下記にある「鬼滅の刃✖️inゼリー」は参考になると思います。

今回はサクッと決めて、100点満点で80点くらい狙える人気の賞品の探し方を伝授します。

賞品は現金・金券が応募もくるし、扱いが楽

人気の賞品は何か？その答えはシンプルで人気の賞品は現金や金券です。以前、賞品に金券と家電を設定したキャンペーンを実施したのですが、圧倒的に現金が指示されました。

また、クローズド懸賞では現金・金券が賞品として設定されています。ちょっと古いですが、クローズド懸賞の景品ランキングは以下になります。

個別の家電系をまとめると、2位「調理家電」・3位「健康家電」となりますが、賞品をいろいろと探すのが面倒ならば現金・金券にしておきましょう。

さらに、家電や生活用品を景品にすると、以下の点からも面倒です。

よく議論になるのが、応募したくなる金額と当たりそうな気にさせる当選人数のバランスはどうすればいいのか？という事。もちろん、高額であるほど良いに決まっているのですが、予算の範囲内に設定する必要があります。

下記は予算100万円で、最も応募したくなる金額と当選人数のバランスを調べたデータ。

上記のデータでは１万円×100人の支持が41％と最も高くなっています。これまでの実施経験からも発送をもって当選とするキャンペーンの場合、賞品は1万円以上ないと応募が集まらない傾向にあります。

当選人数は合計1000人以上だと「当たりそう」感がでるようになります。

ちなみに2位の「100円相当を全員に」の25.7％ですが、これはインスタントWINキャンペーンにすると結果が違います。

買うと応募できるインスタントWINキャンペーンの場合、100円相当でいいので一度でも当たる体験をするとキャンペーンへの満足度が高まり、購入頻度が高まりキャンペーンへの応募回数も上昇していきます。

現金って郵便で送るのは現金書留代がかかります。例えば、現金1,000円を郵送で送るには通常の郵便料金に加えて、現金書留代として＋430円～の費用と送る賞品に対する送料の割合が高くなります。

1000円程度の現金プレゼントをするなら、送付が簡単なギフト券や電子マネーギフトの一択です。ちなみにギフト券はネットでは５％くらい割引かれて販売しています。

現金・金券ではなく、ブランドコンセプトやキャンペーンのテーマに沿った家電を設定することで、キャンペーンを盛り上げることができます。ビールのキャンペーンを実施するとして、賞品におつまみを設定するような感じです。

キャンペーンのコンセプトに合致したアイテムを選ぶことがポイントですが、ただボーっと考えるのでは非効率。そこで参考になるサイトをご紹介します。

これは他のキャンペーンを参考に、設定されている賞品をリストアップしていきます。キャンペーンの賞品にしようと準備を進めていて、メーカー側にキャンペーン使用の確認をしたら却下されてしまった・・・なんてことを防ぐこともできます。

ポイントは大手企業のキャンペーンを参考にすること。中小企業のキャンペーンは景表法を無視していたり、キャンペーン使用許諾を取らずに賞品にしている場合もあるので要注意です。

楽天の景品人気ランキングがこのサイト。小売店主催のガラガラの景品がメインの印象。ちなみに、ディズニーランドのチケットなどがありますが、こちら大手クライアントさんへの提案には入れる事はできませんので悪しからず。

アマゾンで売れている商品をランキングにしたサイトです。家電などジャンル別になっているので人気商品を探すのが楽です。

圧倒的に人気・応募数が増えるのは『現金・金券』

当選額と人数のバランスは予算100万円とすると1万円×100人

現金・金券以外のアイテム提案をするならいくつかサイトを参考にするのがおススメです。