- ラクスルで印刷しようか検討している
- ラクスルの印刷品質が知りたい
- ネット印刷はどこを選べばいいかわからない
そんな方に向けて、販促ツール制作やプロモーションツール制作をしているコバヤシ(@Kairiki_K)が、ラクスルで印刷してみたので、手順・注意点・印刷品質などを解説します。
初めてネット印刷会社をする方が失敗しないためのポイントもまとめています。実際に同窓会で使うパンフレットを印刷してみたのでそ参考ください。(88P中綴じ冊子700部)
結論としてはスケジュールに余裕を持って印刷することが最重要。スケジュールに余裕があれば、印刷価格も安くなり、入稿データのトラブルもなく印刷できます。
印刷の発注ミスをすると必要な日までに印刷物が届かない。印刷スケジュールを短くしないと間に合わなくなり、印刷費用がアップするなどの弊害があります。
印刷工場で印刷されるので印刷クオリティが高い
ラクスルの印刷物は、印刷工場で印刷されるため、印刷のクオリティが高いです。ご家庭のプリンターなどとは比べるまでもありません。
ラクスルで印刷した同窓会パンフレットの仕上がりの様子です。88ページの中綴じ冊子ですが、非常に綺麗に仕上がっています。特別な高級紙を選択した訳でもありませんが紙質も問題ありません。
電話応対が◎、顧客対応のクオリティが高い
例えば印刷費が10万円の場合、WEB注文だけで完璧に印刷できているか不安になりませんか?
ラクスルで印刷する手続きは、全てインターネットで完結させることもできますが、ラクスルの最大のメリットは電話応対のすばらしさです。
ラクスルはプリントパックなどの他のネット印刷会社と比較して、電話対応が優れており、発注ミスが許されないビジネスユースなどで利用する際に最適です。
印刷する手順と発注ミスが起きやすい難易度を参考までに書いておくので参考にしてください。
- 会員登録
- 仕様・納期を入力して印刷費確定
- 届先の指定
- 入金
- 印刷データ送付
- ラクスル側にてデータチェック
- 入稿PDF確認
- 印刷
- 発送
まず初めは会員登録をすることから始まります。登録は無料、年会費等はかかりません。
印刷物の仕様を選びます。仕様が確定すると部数・出荷日別の印刷費のリストが作成されます。
選択項目としては次の通り。用紙の種類と厚さで悩む方もいると思いますが、特に要望がなければおススメに従って選択すればOKです。
- 仕上サイズ A4、A5、B5など
- 綴じ方、頁数※冊子の場合
- 用紙の種類 光沢ある紙ならコート紙、艶消しならマットコート紙を選択
- 用紙の厚さ 基本的には90Kgを選べばOK、パンフレットなら表紙は厚め110〜135Kgに。
- インクの色 カラーかモノクロor単色を選択
この時に印刷日数の考え方で間違いが起きがちです。
ホームページに出荷日は「受付日から○営業日後」と書かれていますが、これは今から○日後に届くということではありません。データ確認完了からの印刷日数を指しています。
通常ではデータを送付してからデータ確認完了まで1日、配送に1日みておく必要があります。
時間がない方には「データチェックお急ぎ便」というサービスがあります。原則、入稿から2時間以内にデータチェックを行ってくれます。料金は460円 (中綴じ冊子・無線綴じ冊子は1,000円 ※税別)です。出荷日を早めるよりも安くなることが多いので、積極的に活用を検討してください。
※平日 9:00〜20:00 土日祝 13:00〜16:00のサービスです。(1日先着100件まで)※ 冊子は、その2時間前までに入稿してください。
届先を指定できます。会員登録した先の住所以外にもクライアント先など配送先を指定できます。
また、配送費は名刺以外であれば無料です。
支払方法は下記の4つから選択することができます。
- 請求書払い(法人向け)
- クレジットカード
- 銀行振込
- コンビニ支払い
支払いに関してはかりやすので迷う方はほぼいないと思います。振込は面倒なのでクレジット払いがスムーズでおススメです。会員登録をしていればマイページが利用できるようになり、各種クーポンが不定期に発行されますので、うまく活用してください。
また、支払いの際に300円で「領収書の郵送」という選択肢が表示されますが、不要な方はチェックしないようにしてください。請求書・納品書・領収書の発行は会員登録後のマイページからPDF形式でダウンロードして自分で印刷できます。宛名は自分で入力することができ、宛先の変更は簡単です。
※請求書払いを選んだ場合は領収書のダウンロードできません。お支払いの際の払込受領書または振込票が領収書になります。
とはいえ、支払いが完了してもまだ納品日は確定していません。
用意した印刷物のデザインデータを印刷会社に渡すことを入稿といいます。印刷会社は入稿されたデータをもとに印刷用の版を作成(下阪)、その後印刷機を動かします。ラクスルでは「スピードチェック入稿」「オペレーターチェック入稿」「デザインデータ入稿」の3つが選べます。
印刷に慣れている方、印刷物がカンタンなチラシや名刺の方は問題ないと思いますが、初めてラクスルを利用する方やパンフレット・冊子を印刷する場合は「オペレーターチェック入稿」がお勧めです。
オペレーターチェック入稿では、デザインデータが印刷用として不備がないかラクスルのプロのオペレーターがチェックしてくれます。写真データのリンク切れ・フォントの文字化け・塗り足し不足など丁寧に対応してくれます。
入稿データの形式(PDF/イラストレーター/Word/PowerPoint等)を選択し、コメント欄に要望や質問事項を入力します。
また、データの最終確認方法では「PDF確認あり」にチェックを入れてからデータ入稿してください。印刷物は印刷工程に入る前に最終確認する事は鉄則です。
とても丁寧にデータチェックが行われ、その結果がフィードバックされます。少しの事であればラクスルのオペレーターがデータの修正をしてくれます。
問題なければマイページからチェック項目をチェックして、データ確認完了ボタンを押せば完了です。
ラクスルはコールセンターやDTPの対応が非常にいい印刷サービスです。価格面ではもっと安い印刷サービスはありますが、ビジネスで使うならラクスルにしておけば問題ありません。
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