- 商品のプロモーション担当になったけど、いいアイデアが浮かばない。
- 企画・アイデア出しは苦手だから自分には向いていない。
そんなことでお悩みのプロモーション担当の方や、広告会社でプロモーション企画に悩んでいる方に向けて、多くのプロモーション企画・制作の仕事をしてきたカイリキ・コバヤシがプロモーション企画・アイデア出しのポイントを解説します。
プロモーションのアイデアを出プロモーションの企画・アイデア出しが苦手と思い込むのは間違いです。プロモーション企画のアイデア出しはコツを掴めば理論的にアウトプットできるようになるものです。
この記事を読んでみて、自分でプロモーションの企画・実施をするのが面倒な方はご連絡ください。これから自社プロモーション担当者の雇用を検討している方も、長期的にはお金がもったいないのでカイリキにご相談ください。
「年間売り上げ○億円達成!」「月間新規契約数○件」といったプロモーションのゴールが設定されていたとします。
プロモーションの企画・アイデア出しをする時に、プロモーションのゴールから考えるのではなく、ゴールまでの過程に分解して考えてみるとアイデアが出てきやすくなります。
プロモーションのゴールから考えてしまうと抽象度が高く、企画・アイデア出しがやりにくいのですが、ゴールまでの過程に分解し、達成できそうなゴールに言い換えることで企画・アイデア出しのヒントを作っていきます。
例えば、動画配信サービスの会員獲得プロモーションなら
〜例えば、プロモーションのゴール:動画配信サービスの有料会員を新規に1000人獲得〜
プロモーションのゴール「月額制の有料会員を新規に1000人獲得する。」だけに意識が集中してしまうと「なんとなく1000人くらい契約しそう」な根拠のない思いつきの企画・アイデアになりがちです。
たとえそれがプロモーションの目的を達成するものだとしても、目標を達成する根拠に乏しく、企画会議やプレゼンの場で企画の価値が伝わらないことも。
「新規会員を1000人獲得」ではなく、分解して言い換えてみると、具体的なアイデアが湧いてくるヒントになります。
新規会員を1000人獲得は次の通り
- 見込み客10000人に成約率10%の施策を行う
- フォロワー50000人に成約率2%の施策を行う
- 広告リーチ数100000人に成約率1%の施策を行う
「新規会員1000人獲得」をどんどん深掘りすることもできます。ゴールまでの過程にどんどん分解していくことで企画・アイデアを出すヒントになります。
「1000人獲得」
=「見込み客10000人✖️成約率10%の施策」
=「50000人に告知して20%を見込み客とし、成約率10%の施策を行う」
プロモーションのゴールを分解することで、例えば次のような施策アイデアが生まれます。
○万円が当たるオープンキャンペーンを告知
応募者10万人のメールアドレスを取得
他社比較をメルマガで配信して1万人を見込み客に
3ヶ月間の無料モニターを募集して新規会員1000人を獲得する
海外ドラマ情報を配信するSNSを運営して5万人のフォロワーを獲得
新規入会で出演者のサイン入りグッズが当たる
新規契約者向けクローズドキャンペーンで新規会員1000人を獲得する