- クローズドキャンペーンの効果が知りたい
- クローズドキャンペーンの企画で悩んでいる
- 販促施策としてキャンペーンを検討している
そんなことでお悩みの方に向けて、販促企画・制作でご飯を食べているコバヤシ(@Kairiki_K)が、クローズドキャンペーンで達成できることを解説します。販促キャンペーンの企画する際の参考にしてください。
クローズドキャンペーンでできることは次の6つです。キャンペーンだけで高額商品を売るのは難しいと思いますが、鬼滅の刃のように熱狂的なファンがいればものすごい効果を発揮します。
- 販促予算を限定できる
- 当るものが欲しい人に買ってもらえる
- 商品・サービスの世界観を表現する
- 応募条件でまとめ買いさせる
- Twitter・SNSでお客さまと繋がる
- 顧客リスト・属性・データを収集
目次
クローズドキャンペーンは販売促進、セールスプロモーションの1つの手法。実行するのは、あと少しで商品を買いそうな人の背中をチョンと押してあげる事ができるから。
以下のようなものが販促施策です。
- 「この商品を買うと、抽選で100名様に素敵なプレゼントが当たる!」
- 「商品を買ってシールを貯めるとお皿がもれなくもらえる」
- 「今なら特別価格10パーセントOFF」
- 「この商品を買うとストラップが付いてくる」
その中で「この商品を買うと、抽選で100名様に素敵なプレゼントが当たる!」というのがクローズドキャンペーンです。素敵なプレゼントを何にするかがプランナーに問われますね。
キャンペーン賞品は何にしよう?賞品の探し方と迷ったらコレにしとけばOKなアイテムクローズキャンペーンには以下の条件があります。
クローズドキャンペーンの最大の特徴は商品の購入を条件にできることです。またオープンキャンペーンのように当るアイテムには金額の上限があるので注意が必要です。
- 応募条件に商品の購入やサービスの利用などが必要
- 当る賞品総額はキャンペーンの対象となる商品売上予定総額の2%以内にする
- 当る賞品は5,000円未満の商品なら最大20倍、5,000円以上なら10万円の賞品
1. 販促予算を限定できる
例えば、1万円の商品があるとする。
キャンペーン価格として10%OFFにした場合、販促にかかる費用は1000円。
それが1万個売れたら1000万、10万個売れたら1億円分の販促費用がかかったということ。
一方で、1万円の商品を買うと抽選で100名様に10万円が当たる!とした場合、販促費用は1000万円。そして1万個売れても、10万個売れても販促費用は1,000万円で変わらない。
計画した通りに販促プロモーションができるので、企業にとって予算を組みやすいのが選ばれる理由の一つです。
2. 当るものが欲しい人に買ってもらえる
クローズドキャンペーンに応募する魅力は当る賞品です。たとえば、ジュース買うと抽選で自転車がもらえる!とか。
とはいえ自転車が欲しいからとジュースを買う人はほぼいないのが現実。コラボキャンペーンなどで熱狂的なファンやグッズコレクターに訴えるのが得策です。
【キャンペーンソムリエ】鬼滅の刃コラボキャンペーンまとめ&勝手にランキング3. 商品・サービスの世界観を表現する
新しい商品やサービスの場合、それらのコンセプトをクローズドキャンペーンで表現することができます。またキャンペーンをやることでリリースの告知を華やかに演出することが可能です。
例えば、海外で利用するサービスがあったとするとこれじゃダメですよね?
当たるアイテムで賞品の世界観を演出で来ます。海外向けサービスなら海外で使えるアイテムなどを設定して世界観を固めることができます。
4. 応募条件でまとめ買いさせる
応募券10枚でAコース、30枚でBコースに応募できる!といったコースを設けることで、まとめ買いを促すことができます。
この場合も魅力的な賞品を設定することが条件になりますが、まとめ買いを促して売上アップにつなげることもできます。
5. Twitter・SNSでお客さまと繋がる
Twitterで企業アカウントをフォロー&リツイートで当る!という仕組みのキャンペーンが増えてきました。これだと商品購入が条件ではないのでオープンキャンペーンになります。
とはいえ、次のような仕組みで購入を促すことができます。
- ○○を食べた感想を添えてツイート
- ○○の写真を添えてツイート
6. 顧客リスト・属性・データを収集
実はこれが一番大きなメリットかも!そう、応募フォームを用意してメールアドレスや住所・氏名に加え、各種アンケートを用意すれば、多くのマーケティングデータを取得することが可能です。